ハッピーエンド

精神科通院中。なんだかんだ生きてればそれでいいんじゃないですか。

3 - わたしはわたしの人生を生きる

 

「きもい」「まだ死んでなかったの?」

ときどきそんな昔のどうでもいい悪口が蘇ってきて追い詰められたような気持ちになる。わたしはきっと悪くない。だからといってその人たちを責めるつもりはない。だけど納得なんてできない。たった一言や何気ない言葉でも、何年も何年も続いて傷ついたことは確かだし、胸の隅っこにチクっと残ってることは確かだから。

 

「そういうとき、どうしたらいいですか?」

ポツリと主治医に聞いたみた。

「生活を充実させることだよ。あなたがちゃんとできていないところを、そうやって昔悪く言ってた人たちがみたら“ほらあいつやっぱりああいうやつだったんだ”って笑うよ、それは悔しいと思う。好きを伸ばして、一生懸命になってごらん、そんなの気にしてる暇なくなるから。」

とてもかいつまんで文章を書いているので、全部が全部正しくはないけれど、こんなようなことを話してくれた。

 

わたしは悪口を言われたとき、わたしは絶対に悪口で人を傷つけることはしないと決めた。同じ手段でやり返すような愚かなことはしないと決めていた。そう思ってきたことが‘間違ってない’と肯定された気がして半分泣いてた。

 

つらかったことは簡単に忘れられるわけじゃないし、簡単になにもなかった真っ白なノートに戻せるわけじゃない。昔には戻れないから、いつまでも昔のことをグダグダ言っていてもしかたがないことは自分が1番よくわかっている。だけどその‘わかっている’のあいだで離れられない自分もいる。それが怖い。胸の隅っこにチクっと残ってる。

 

責めるつもりはない。だけどやられっぱなしはやっぱり悔しい。だから責めないようなやり方で、わたしはわたしの人生をきちんと生きることで、ちゃんと見返していく。腕を切ることも、薬を飲むことも、学校に行かなくなることも、まだまだきっとあるんだろうなと思う。感情はいつでもジェットコースターだし、大切にしたい思いは揺らぐと思う。それでもわたしは少しずつ確実に成長していきたいです。見返すためにも、自分の好きなことを貫くためにも。

 

 

 

 

まとまらなくてごめんなさい。おわり。